ひびき灘開発株式会社

エコタウンセンターだより『エコの風』

エコタウンセンターだより『エコの風』

「エコの風」vol.35

鹿沼工場正門
 こんにちは。先日、東芝ライテック株式会社の鹿沼工場へ研修に行ってきました。鹿沼市は栃木県のちょうど真ん中あたりに位置します。鹿沼駅は宇都宮と日光を結ぶJR日光線の途中にあるので、電車の中は日本じゃないみたいに、日光東照宮観光の外国の人たちが多くてびっくりしました。
藤原市助さんの銅像
 東芝ライテック?は1989年(平成元年)、株式会社東芝から独立してできた会社です。そもそも?東芝はからくり時計を得意とし『からくり儀右衛門』と呼ばれた、田中久重という人と藤岡市助という人がルーツです。藤岡市助さんは明治時代を生きた電気工学の研究者で、1884年(明治17年)、アメリカでトーマス・エジソンに出会います。そしてとても感銘を受け、帰国後は国産白熱電球の発展に大きく貢献しました。それから120年、東芝ライテック?は様々な電球や蛍光管を製造しています。
 今回訪問した鹿沼工場は、一般白熱電球や蛍光管の製造が中心でした。けれど、今年2010年3月17日、Co2削減に貢献するため、一般白熱電球の製造を中止しました。テレビや新聞の広告、またテレビ番組でご覧になられた方も多いのではないでしょうか?白熱電球の製造ラインは既に蛍光管のラインに替わっていましたが、「ここに一列に並んだんですよ」という場所にも連れて行ってくれました。特殊な用途の電球は今後も山形県の長井工場で製造されます。
初期の製品
 蛍光管には直管型(棒状)や環型(円状)、またコンパクト型と様々な形態がありますが、基本的には作り方は一緒です。とても簡単に言ってしまうと、透明で筒状のガラスの内側に明るく光らせるための白い蛍光体を塗ります。
 そして、両端に電極を取り付け、筒ガラスの中を真空にし、最後に口金を付けます。家庭で使うような環型のものは、蛍光体を塗った後、立てた状態の筒ガラスを1分くらいバーナーの炎のトンネルを通します。
 その後、筒の下側の端をつまんで上に持ち上げるとガラスとは思えないしなやかさで曲がり、きれいなガラスの輪っかができあがります。ガラスを切ったり曲げたりするので、ライン上のいたるところにバーナーがあり炎でガラスを熱しています。工場内の夏の暑さは50〜60℃にもなるそうです。
 北九州エコタウンには、蛍光管のリサイクルをしている株式会社ジェイ・リライツがあります。見学コースでご案内することが多い会社の一つなのですが、見学者の皆さんには蛍光管の仕組みや、作り方などリサイクル以外のことを尋ねられることが結構あるんです。
 でも、私たちにとっても蛍光管はナゾが多く、「いつか製造工場を見てみたい」とずっと思っていました。今回念願かなって工場のラインを見学させて頂く機会に恵まれ、色々な疑問が解決したので、今はジェイ・リライツの工場案内をしたい気持ちでいっぱいです。来館者から聞かれもしないのに蛍光管の作り方など語ってしまうかもしれません (^_^;)【Y・M】

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