ひびき灘開発株式会社

「クリーンHIBIKI通信」2017年11月号

クリーンHIBIKI通信

 みなさん、こんにちは。

 早いもので今年もあと1ヶ月ちょっととなりました。11月に入ってからは、だんだん寒くなり、朝と昼間の気温の差が激しい日が多くなりました。気温の差が激しくなると寒暖差疲労により体調を崩し易いので十分注意して下さい

 今回は、そんな寒暖差に負けず処分場内に生殖する、時季の野花などについてご紹介したいと思います

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 この花は、コマツヨイグサ(小待宵草)といいます。北アメリカ原産の帰化植物だそうで、1910年代に日本に移入し、今では日本各地に分布(河原や砂地、海岸や農耕地など)拡大している植物、開花は5月から10月ぐらいまでですが気温が高いと11月でも開花しています。名前の由来は、その特性から夕暮れを待つようにして、花を咲かせる事から、宵を待つ草と言う意味でマツヨイグサ(待宵草)と呼ばれ、花の大きさが小さいことからコマツヨイグサと呼ばれているとのことです。場内では、あちらこちらで見かけます。

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 つぎの花は、ハ ルシャギク(波斯菊)です。この野花も北アメリカ原産の帰化植物です。

 明治の初め頃に観賞用に移入し、生命力が強いため野生化し河原や道端などで繁殖しているみたいです。開花は、5月から9月ぐらいですが暖かい気候のせいか11月の今でも咲いています。

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 いま場内で多く見られるのは、たんぽぽ(蒲公英)です。在来種のたんぽぽは、春の短い期間でしか見ることができませんが、ここで繁殖しているたんぽぽはセイヨウタンポポと言われる外来種の帰化植物です。11月なのに開花しています。

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 また、場内でもっとも多く繁殖している植物としては、シロツメグサ(白詰草)です。ヨーロッパ原産の帰化植物です。もともとは、家畜の飼料用として明治時代に移入された植物だそうです。土壌を豊かにする作用があることから、近年では緑化資材などに用いられています。開花時期は、長く春から秋まで咲いている姿を見ることができます。

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 今時期になると、場内で見られますススキ(薄)です。日本列島や中国、台湾、朝鮮半島などの東アジア原産の多年草です。観賞時期は、5月から11月で開花は9月から10月です。日本文化の中では重要な植物でもあり、十五夜の飾りなどの印象が強く有名です。

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 ススキに似ていますが、ヨシ(葦)といいます。日本全国、世界各地に広く分布する多年草で、沼地や河川の下流域などに生育します。繁殖する環境が多様で塩分を含む水域でも生育できるみたいです。近年、場内では増えつつある植物です。

 場内では、時季によっていろいろな野花などが見られます。次回は、暖かくなった気候に見られる野花などをご紹介したいと思います。