ひびき灘開発株式会社

「クリーンHIBIKI通信」2010年9月号

クリーンHIBIKI通信

 皆さんこんにちは。 最近、処分場へ来られた方は既に目にしているかもしれませんが、計量所の横に山ができています。これは当社へ搬入される産業廃棄物により築造した盛土です。

 では、何のために造ったのかというと、この盛土をミニ処分場に見立て、処分場内に降った雨水の処理方法を検討するためです。ここでちょっとだけ具体的な内容をお話しますと、実際に降った雨が廃棄物に触れて、盛土下部に設置した集水管(水を集める管)から出てくるまでの間に、水量と水質(COD等)がどのように変化するのかを調査するものです。近い将来、本試験結果から排水処理に関するリスクを軽減するためという、非常に大事な取り組みのご紹介でした。


 盛土の頂上に降った雨が、浸透する層厚の違いによって、水量と水質がどのように変化するのかを長期(3年間程度)に渡り調査観測します。【M・M】