ひびき灘開発株式会社

「クリーンHIBIKI通信」2016年5月号

クリーンHIBIKI通信

こんにちは。

朝夕の冷え込みも和らぎ、夏に向かい少しずつ日差しが強くなってきましたね。

響灘事業所では平成14年から3号地廃棄物処分場において海面の埋立作業をスタートし、市内の工場などから発生する産業廃棄物を中心に受入を行っています。現在では、埋立を行う場所が少なくなっていて、このままでは廃棄物の受入制限など市内企業の産業活動に支障が出ることとなります。

その様な事態を回避するため、新たな受入区画として、現在の海面埋立で出来上がった土地の上に廃棄物を盛る(嵩上埋立)という方法です。廃棄物を盛るためには、はじめに外周を土堰堤で囲み「うつわ」を作ります。その後、「うつわ」の中に廃棄物を入れて廃棄物が外部に漏れない様に埋立を進めます。

平成28年4月14日に、外周の土堰堤の「うつわ」が処分場として受入ができるようになっているかを確認する「使用前検査」と呼ばれる検査を受けました。この検査は、北九州市環境局が行い、当日は目視検査が行われ、設計どおりの土堰堤の高さや、廃棄物に触れた水が外に出ないようにシートを設置していることなど構造に問題がないことを確認してもらいました。

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このような検査を経て、安全・安心な処分場が作られており、北九州市内を中心とした企業の皆さんの産業活動を支える静脈産業として、今後も社会に貢献していきます!

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